EC受注と連携するために選定した「Infinity K」

───　コロナの影響は、いかがですか？

古賀
緊急事態宣言のころは、結構影響がでるのではと心配していたのですが、今の所大きな影響はありませんね。

───　2019年2月にシステム導入いただきましたが、そもそもリプレイスのきっかけは何だったのでしょうか。

古賀
EC からの受注の割合が増えてきて、これを連携させなくてはいけないと思っていました。旧システムをそのままアップデートすることができなかったため、色々、探していた中で、「Infinity K」と出会いました。

回数に応じて価格変動・セット構成をコントロールできる優れた定期機能

───　「Infinity K」の使い勝手はいかがでしょうか。定期の部分など。

石橋
他社さんと比較して、我々の運用ができる数少ない仕組みを持たれていたというのが最初の印象です。

古賀
彼は色々なシステムを見てきていますからね。

石橋
定期に関しては、キャンペーンとの連動ができる。回数に応じて価格変動やセットの構成などをコントロールできるのが大きなメリットかな。以前はデータを書き換えたり手作業で行っていたんですが、自動化できるのは助かっています。

UIやデザインのこだわりにも対応

───　御社の社是「おせっかいをもっと。」ですよね。システム構築で特にこだわった点などありますか。

石橋
キャンペーンや同梱内容を決める上でお客様のセグメント、それぞれに合った販促や案内などできるように、元々「Infinity K」の機能としては充実していたのですが、プラスアルファで、機能を充実して同梱の仕組みをカスタマイズしてもらいました。

───　UIやデザインにも大変こだわられたと伺っていますが。

石橋
そうですね、お客さんというよりは、社員やシステムを使う人に対する「おせっかい」でUI にはこだわりました。特に女性が多いのと外部パートナーさんにも扱ってもらっているので、極力わかりやすさというのと、システムチックな見た目にしたくないとの思いもありました。

───　御社のシステムは、私も拝見したのですが、色や見た目もかわいいし、特に女性にはとっつきやすく、好印象だと思います。

古賀
こういうのは、普通、やりたくてもできないし、カスタマイズしたら、やたらボタンが増えてたりとかの世界を見てきてるんで。もっと発展できれば、将来は、タッチパネル型にしたりとかもいいなと思っています。

導入初期の上流コンサルで専門担当者がいなくても思い描いたシステム開発につながる

───　導入初期に上流コンサルをしたと聞いていますが、いかがでしたか。

古賀
現在、システム全般を見ているのは石橋ですが、その時はまだ入社していなかったので、詳しい人間がいない中で、システム開発するにあたってはどこに注力すればいいかとか、現在の弊社のオペレーションのどこに課題があるか等、洗い出しができたと思っています。
専門担当者がいない場合は、特に自分たちが思い描いたシステム開発につながる良いステップになると思います。

───　弊社には、通販業務を熟知しているコンサルがおりますので、お役に立てたのならうれしいですね。

古賀
ものすごい開発費をかけて数年でダメになっている話も聞いていますので。

───　そういう話は、よく耳にしますね。「Infinity K」は業務用ブラウザのBiz/Browserとアプリケーションの自動生成ツールのGeneXusを使っているのでOSにも左右されず、長く使っていただけるシステムです。必要であれば、新たにカスタマイズもできますので、末永くお付き合いいただきけると思っております。
本番稼働時や保守フェーズでの弊社の対応についてはいかがですか。

石橋
素早く動いてもらえるのと、東京、福岡という距離感はありますがチャットフェーズでのやりとりですぐに対応してもらっているので助かります。やっぱり通販業務に精通されている方が多いかなと思います。要望ベースで話していても、ちゃんとアドバイスをもらえるところは、システム・システムしてるだけじゃないので助かっています。

EC は新しいものを、基幹システムは繋げるものが大切

───　「Infinity K」は常に進化し続けるシステムなので、EC 連動や決済系なども進化してきています。例えば大手テレビ局で採用になったテレビオプションなどは、ECとリアルタイム連携して放送直後のピークにも販売予定数をきちんと管理して受注する仕組みなども好評をいただいています。今後のご要望などお伺いします。

石橋
カスタマイズは随時行ってもらえています。決済手段、キャシュレス対応等も新しいものがどんどん増えているので、ご提案してもらえると嬉しいです。

古賀
単品リピート通販にピッタリの痒い所に手が届くようなインフラって割とないんですよ。ECは新しいものが色々と出てくるので、いろいろ研究していますが、結局、基幹システムじゃないですか。データをいかに蓄積して運用するか。繋げるシステムってありそうでないんですね。御社のシステムはそこのところをしっかり対応されているので、今後、伸びるんじゃないかと思っています。

───　本日は、お忙しいところ、ありがとうございました。